この「和歌山のテニス〜あれこれ〜」のページは、以前和歌山市在住の故田中宏之さんが、インターネットの普及当初に作成されたものを和歌山県テニス協会が引き継いだものです。和歌山でインターネットのホームページを開設するにはまだまだ情報も少ない中、大変ご苦労されて情報を収集し、開設されたホームページです。
和歌山県テニス協会としては、この貴重な資料を多くの人に知って頂きたく、ホームページを出来るだけ原型に近い形で引き継がせて頂きます。
以下の文章は、田中氏がホームページを開設されていたときの「はじめに」のページを一部引用させて頂いたものです。
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縁あって、昨年の今頃から参加してきたインターネットの World Wide Web(WWW)で、「和歌山県のテニス」について、今、何か出来ることはないかと考えてきました。
先輩の協力を得て資料を調べ始めると、大正末期から昭和15年前後の和歌山県のテニスは、全国的なレベルに達していた事が、分かってきました。
大正12年の第２回全日本庭球選手権大会には、和商出身の北畑又右衛門(神高商)、大平洋(神高商)、保田英一(東商大)の３氏が、出場していました。
しかし、当時の先輩諸氏の素晴らしい活躍とその実績については、私自身、ほとんど知らないままで今までやってきました。
戦後には、瀬村紘一氏、中村達司氏、岡崎健氏、水主勝氏などが素晴らしい実績を上げておられますが、彼らより以前、昭和32年に全日本テニス選手権一般女子複で優勝された中浴靖子選手を知っている方は、多くはないでしょう。
当時、選手として活躍された方は、既に高齢に達しておられます。
惜しくも、病や太平洋戦争で、他界された方もいらっしゃいます。
それでも、今なら当時のエピソードをご存知の方も、いらっしゃいます。
60歳近くなって思いつくとは、恥ずかしい限りですが、戦前、戦後の名選手の記録をまとめておく事は、これからの若いテニスプレーヤの目標となり、技術を磨く励みになるのではないかと思います。
そこで、私自身、非力ながら戦前戦後の名選手の記録を中心に、「和歌山県のテニス」について、このようなページを開きました。
一覧してやって下さい。
和歌山県のテニスに関する話題性のある情報なら、何でも結構です。何かご存知でしたら、教えてやって下さい。
皆様のご協力を期待しています。よろしく、お願い申し上げます。